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北キプロス・トルコ共和国

 ここのところ世界から注目を浴びているキプロス、地中海上に浮かぶキプロス島に人口約80万を抱える小国ですが、キプロス島にはもう一つの国があります。

 北キプロス・トルコ共和国はキプロス島の北1/3を占める国で、1983年、ギリシア系が実権を握るキプロス共和国から、トルコ共和国の庇護を受けて分離独立しました。人口は約30万、住民の殆どをトルコ系が占めます。

 北キプロス・トルコ共和国を承認している国家は世界192カ国中トルコ1カ国のみであり、北キプロス国会の建物よりトルコ大使館の方が大きく、トルコの影響の大きさを示していると言えるでしょう。


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北キプロス・トルコ共和国旗


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大西洋アゾレス共和国

 大西洋アゾレス共和国は大西洋上のアゾレス諸島とマディラ諸島とから成る国家で、1975年にポルトガルから独立して翌年まで存続しました。

 大西洋アゾレス共和国の独立を推進したのはアゾレス解放戦線(FLA)という組織で、ポルトガルで当時成立していた左翼政権によって(1)米軍基地の撤去、(2)土地の国有化が促進されることを嫌って独立運動を開始しました。こういう独立運動ですから、その主力は地主、富農や資本家といった有力者でした。

 このFLAに、これまでミネルバ共和国やアバコの建国を企図して失敗してきたユダヤ系アメリカ人マイケル・オリバーが資金援助を行ったため、FLAは急速に勢力を拡大し、遂に大西洋アゾレス共和国の建国にこぎつけました。

 今度こそ理想郷建設に成功か?と思われましたが、ポルトガル政府がアゾレス諸島とマディラ諸島の自治を認めて土地を国有化しないことが明らかになり、且つ米軍基地も従来通りとなったことから、独立運動は収束に向い、1976年、再びポルトガル領に編入されました。


アバコ

 1973年、カリブ海はキューバ北東にバハマという700くらいの島から成る国がイギリスから独立しました。バハマの住民は黒人85%、白人15%という人種構成になっており、バハマの首都ナッソーの北方に位置するアバコ島では、独立後に黒人主導の政権が設立されることを危惧した白人の中からバハマ独立に反対する運動が発生しました。

 アバコ島の白人たちはイギリスに「アバコ島をイギリスの植民地のまま残す」ことを求めましたが、イギリスから拒否されたため、今度は「アバコ独立運動(AIM)」を組織してバハマからの独立を目指しました。

 AIMは、以前ミネルバ共和国を建設しようとして失敗したフェニックス財団と結んで民兵組織を立ち上げ、バハマが独立すると同時にバハマから分離独立するため蜂起することにしていましたが、直前になって民兵組織の指揮官が逃亡したため、蜂起することもできず、分離独立は失敗に終りました。


その後のミネルバ ~「三つ巴」の抗争~

 さて、ミネルバ共和国はトンガ王国による接収の結果、あっさりと消滅してしまったわけですが、ミネルバ共和国の復活を目指す人々は2003年にアメリカに「亡命政府」を設立して、ミネルバ「奪回」を「虎視眈々と」狙っているようです。

 また、これでミネルバを巡る騒動が終ったわけではなく、今度はフィジーとトンガとの間で領有権を巡る争いが勃発しています。

 2005年11月、フィジーはミネルバの領有権に関する訴状を国際海底機構(ISBA)に提出、トンガもこれに対抗して訴状を提出しました。更にはミネルバ共和国も領有権を主張する訴状を提出して、三つ巴の争いになっています。これからどうなることやら、、


ミネルバ共和国 その1

hata_minerva.jpg
ミネルバ共和国旗


 ミネルバはトンガ王国の東南400kmほどのところにある2つの岩礁からなる島で、1852年にアメリカの捕鯨船によって発見されました。しかし、第二次大戦中にアメリカがこの島を占領するまで、特に領有を主張する国も現れず、戦争が終了するとアメリカも去って行きました。

 この島に目をつけたのが、ユダヤ系アメリカ人マイケル・オリバーのフェニックス財団で、1971年に埋め立て工事を実施して恒久的な島とし、1972年1月19日、ミネルバ共和国(Republic of Minerva)の独立を宣言、2月には同財団がこのために雇ったモリス・C・デイヴィスを大統領に選出しました。建国宣言によれば、その目的はここをタックス・ヘイヴン(租税回避地)にすることで、「独立国」として、切手や貨幣も発行しました。

 このように独立したミネルバ共和国を承認する国は1つも現れませんでしたが、周辺のオセアニア各国にとっては邪魔な存在だったようで、協議の結果、トンガが領有権を主張することに決して、まもなくトンガ領に編入されました。

 こうして、あっけなく消滅したかに見えたミネルバ共和国ですが、アメリカには複数の「亡命政府」が存在して、現在も領有権を主張しており、また、別の問題が発生して来ています。(続く)


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Author:歴史の常識を疑う@やましろや
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