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イギリス貴族郷紳制

 これまで多くの騎士団を構成する勲章について見て来ましたが、イギリス貴族と郷紳の階層において、彼ら勲爵士(knight)がどの辺りに位置付けられているのかを見てみましょう。

 イギリスには上流・中産・労働者の3階級が存在することは皆様もよくご存知のことと思います。貴族と郷紳はこのうちの上流と中産階級の上層に属します。簡単に言えば、上流は地主で上層中産は資本家または専門職です。

 貴族と郷紳は同じ階層の上下で、貴族には公侯伯子男の五等爵があり、郷紳には準男爵(baronet)、勲爵士=騎士(knight)、従騎士(esquire)があり、勲爵士は爵位を有する最下級の身分で郷紳層ということになります。

 ちなみに従騎士の下にはfranklinやyoemanといった階級が続きますが、これらは郷紳には含まれません。


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ジョージ・クロス

 ジョージ・クロス(George Cross)はイギリス及びイギリス連邦構成国の勲章で、ヴィクトリア十字章に次ぐ位置付けにあります。つまり、ジョージ・クロスもガーター勲爵士より高位ということになります。

 ヴィクトリア十字章が「敵前で勇気を見せた軍人」を授与対象とするのに対し、ジョージ・クロスは「敵前以外の場所で勇気を見せた人」を授与対象とします。そのため、軍人以外の公務員、民間人も授与対象となり、実際に多くの人々が授与されています。


ヴィクトリア十字章

 ヴィクトリア十字章(Victoria Cross)はイギリス及びイギリス連邦構成国の最高位の勲章で、その位置付けは準男爵(Baronet)とガーター勲爵士の間です。しかしながら、ガーター勲爵士以下の騎士団を構成する勲章ではないので、騎士(knight)ではありません。

 ヴィクトリア十字章は1856年のクリミア戦争で軍功のあった者に授与されたのが初めてで、以後「敵前で勇気を見せた軍人」に対して授与されています。授与対象は当初イギリス本土出身者に限定されていましたが、現在ではイギリス軍の指揮下にある全ての軍人です。


聖パトリック勲章

 聖パトリック勲章(Order of St. Patrick)はアイルランドの最高位の勲章で、イギリスの騎士団を構成する勲章としても、ガーター勲章、シッスル勲章に次ぐ位置付けにあります。

 聖パトリック勲章は1783年にイギリス王ジョージ3世によって創設され、北アイルランドを除くアイルランドが独立を達成するまで授与されていました。しかし、アイルランド独立から少し経た1936年以降、聖パトリック勲章は授与されておらず、現在この勲章の保持者は存在しません。

 とはいえ、聖パトリック勲章は現在も有効な勲章であり、エリザベス2世が聖パトリック勲章の主権者であり続けています。


シッスル勲章

 シッスル勲章はスコットランドの最高位の勲章で、イギリスにおいても、騎士団を構成する勲章としては、ガーター勲章に次ぐ位置付けにあります。日本ではアザミ勲章の名の方が知られているかもしれません。

 シッスル勲章はスコットランド系人にのみ授与されるもので、外国人には元首であっても原則として授与されません。また、1987年まで授与対象は男性に限られていました。


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